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記事:【スポーツと政治】ヒトラーのオリンピックとは?

スポーツと政治の関係性からオリンピック見てみよう!

さぁ、いよいよ東京オリンピックが始まりそうですね。(どうなるかわからないけど)

そこで、オリンピックについて記事をぼちぼち書いて行こうかと思います。

第一弾は「スポーツと政治」

オリンピックと政治と聞かれるとどのような関係があると思いますか?

はなこ
はなこ
ん〜難しいな〜
あんまり関わってない気がする。。たぶん

確かに、あまりピンと来ませんよね。気持ちはわかります。私も大学生のときまでは関わっていないと思っていました。

でも、オリンピックと政治は深く関わっていることが、今までの歴史を見るとわかります。

はなこ
はなこ
例えばどんなものよー?

いろいろあると思いますが、一例をあげるなら、この人。

はなこ
はなこ
瀬古さん??どんな関係があるの?

瀬古さんが直接的に関わっているわけではありませんが、有名なのがモスクワオリンピックのボイコットです。

はなこ
はなこ
あー知っている!日本が出れなかったやつだ!!

そうなんです。当時、ソ連のアフガニスタンへの軍事侵攻に抗議して米国のカーター大統領がモスクワ大会のボイコットを西側諸国に呼びかけ、日本政府もそれに追随。日本オリンピック委員会(JOC)は80年5月24日、臨時総会を開いて五輪不参加を決めました。

この時瀬古さんがモスクワオリンピックに出場すれば、金メダル確実!と言われています。他の選手も涙ながら記者会見をおこなった姿は、TVで一度は目にしているのではないでしょうか。

これこそが政治的対立によるオリンピックの不参加。オリンピックと政治は深く関わっているわけです。

はなこ
はなこ
選手は何も悪くないのに、ホント可愛そう。

しかし、これはまだ氷山の一角。

そこで今回は、

1936年ベルリンオリンピックが政治と

どのように関わっていたのか?詳しく見ていきたいと思います

この3つの要点で解説していきます
  1. ヒトラーのオリンピックとは?
  2. ヒトラーが行った具体的な政策とは?
  3. まとめ

この大会が明確な意図の下で政治的に利用された初期の事例なのです

この時代のドイツの象徴といえば、「ヒトラー」

彼がどのような方法でスポーツを政治的に利用したのか?早速見ていきましょ!

1:ベルリン・オリンピックはヒトラーのオリンピックだった

1936年にベルリンオリンピックは開催された。その丁度3年前の1933年に、総統に就任したのが「ヒトラー」でした。

ヒトラーが行ったこと。手っ取り早く結論から伝えると、

ヒトラーがオリンピックを政治的利用したもの

ナチスの宣伝と国威発揚

はなこ
はなこ
難しい言葉出てきた・・さようなら〜

ちょっと待ってーきちんと説明しますね。

ナチスの宣伝とは?

まずはナチスから。ナチスとはヒトラーを党首とした、ドイツ政党のこと。日本でいったら自民党などのこと。宣伝なので、自分の党を良く見せたかったんだ。

はなこ
はなこ
なるほど!これは簡単だ!
次がむずそう・・国威発揚って?

国威発揚とは?

ざっくりいうと民衆の意識や思想、行動を扇動、誘導するような意味です。ヒトラーは意図的に自分の国や政党をオリンピックを使って番宣していたのです。これこそがオリンピックが政治的活動に利用されていた一番の目的です。

はなこ
はなこ
でもさぁ、自分の国の宣伝しちゃだめなの?良いような感じがするけどなぁ・・

ここが難しいところなんだ!次はオリンピックの歴史について少し解説するよ。

オリンピックをつくった男:ピエール・ド・クーベルタン

少し話が脱線しますが、軽くオリンピックの歴史を見ていこう!

現代のオリンピックは、フランスの教育者ピエール・ド・クーベルタン男爵によって1896年第1回大会がアテネで開催されたんだ。

クーベルタン男爵が掲げた理想(オリンピズム)は、

「平和の祭典」

この理想を追求のためには、オリンピックは政治と無関係である、政治的中立性を保つべきでるという見解を示しているんだ。

他にも、「勝敗だけではなく、ルールを遵守し正々堂々と全力を尽くす」という「フェアプレーの精神」がオリンピックでは重視されているよ!

はなこ
はなこ
なるほど!オリンピックを作った人がそういうなら、それは守らなきゃだめだね!

まさしく守らなきゃ行けないのだけど、なかなか理想の現実には程遠い・・・

2:ヒトラーが行った具体的政策とは

はなこ
はなこ
ナチス宣伝と国威発揚の意味はわかったけど、具体的にはなにやったの?

話をもとに戻しましょう。

ヒトラーがオリンピックのときに行った政策は次の通りです。

  • ユダヤに対する迫害の中止
  • 10万人収容の巨大スタジアムの建設
  • 聖火リレー
  • 映画「オリンピア」

一つずつ見ていきましょ!

ユダヤに対する迫害の中止

ナチスによるユダヤ人の迫害を一時的に中断。ユダヤ人選手も一時的にドイツ選手団の一員となったのです。これにより、ナチスが素晴らしいと世間にアピールに成功しました。

10万人収容の巨大スタジアム

この他にも40カ国以上におけるおよそ400か所の事務所開設。そこで、大会の広報活動をするなど、一都市による開催ではとうてい不可能な準備が進めれていました。

聖火リレーの実施

この大会から初めて聖火リレーを実施されました。聖火リレーで運ばれれた聖火がスタジアムで燃え上がり、入場式ではヒトラーによる開会宣言は行われ、人々を感動の渦へと巻き込で行ったんだ。

しかし、この聖火リレーは、第二次世界大戦におけるドイツ軍の進攻のための調査だったと言われています。

はなこ
はなこ
初めて聖火リレーは、戦争の調査だったんだね。なんだか悲しい。

映画で見せるオリンピック

レニ・リーフェンシュタール

ベルリン・オリンピックで印象深いのは、映画「オリンピア」の上映です。作品を作ったのは、上記写真の「レニ・リーフェンシュタール」

この映画は陸上競技や開会式を記録した『民族の祭典』と、競泳、飛び込み、体操をはじめとする陸上以外の競技をまとめた『美の祭典』の2部構成となっている。

「オリンピア」の芸術度は高く、競技を美的に描き、観る者を圧倒した一方で、観衆がヒトラーに対して一斉にナチス式敬礼をするシーンをダイナミックに描いたんだ。

これはナチスのプロパガンダの映画になっているのが強調されるシーンとなった。

この他にも

  • 写真判定装置
  • フェンシングの判定装置
  • 試験的テレビ中継

など、スポーツと科学、芸術が新しい成果が生まれた大会となった。

3:まとめ

1936年・ベルリン・オリンピック

スポーツと政治は中立的立場を主張するも、実施は机上の空論になっている

最初にスポーツと政治に意図的に利用したのは「ヒトラー」

具体的政策は、「ナチス主張」「映画」「聖火リレー」など

オリンピックは盛大に盛り上がったが、国威発揚に使われ、スポーツを取り巻く技術も、政治的に利用された。

今回はスポーツと政治の関わり方を1936年のベルリン・オリンピックを見ながら書いて行きました。

結果的にはヒトラーのオリンピックは大成功をおさめる形となりました。

今度は東京でオリンピックが開催されています。日本はスポーツと政治の僻みはあるのでしょうか?直前にマラソン競技が東京から札幌へと場所が移ましたが、なぜ移ったのでしょうか?政治が関わったのでしょうか?答えはわかりませんが。

こうして別の角度から、オリンピックを見るのも悪くないですね。

参考文献一覧

日経新聞:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22624200U7A021C1000000/

笹川スポーツ財団:https://www.ssf.or.jp/ssf_eyes/history/supporter/10.html

livedoorNEWS:https://www.google.com/amp/s/news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/4199716/